潮風に吹かれて

 

母を見舞いに 久しぶりに帰郷した

いつの間にか道路も整備され通い慣れた道も大きく未知の方向へカーブし

もはや私はよそ者としての試練を受けてしまったが、大きな舗装道路の小さな

くぼみを歩いて行くと 見慣れた景色が広がる私だけの空間

 

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小高い小道を越えると潮風が頬をいつも撫でてくれる丘に着く

いつもの様に一番高い所で腰を下ろし入り江を見下ろし深く息を吸い思いっきり
吐きなが砂丘に後ろ向きに体を預け空を観る,私の風の丘を感じる儀式、

風が何かを言ってくれている、、いつまでも風と話の出来る自分でいたいな,,

 

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