(時の砂粒) 机の上の砂時計を ぱりんと割って 時の粒を よるの空へ そっと溶かしてみたら 過去も未来も 漂いながら いつまでも溶けずに 静かに落ちて来て 屋根の猫に降りかかる 朝になれば 屋根の雫が 空へ舞い上がり 彼方へ消える 毎日繰り返される 時の…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。